最相葉月の本

最相葉月「セラピスト」を読みました。

河合隼雄箱庭療法に多くのページが割かれていました。
そこで中井久夫風景構成法が紹介されていました。

わたしは年に一度、行きつけの病院で心理検査を受けています。
そこで使われていたのが風景構成法だったのだと知りました。

まず川を描くのですが、私の場合は紙面左側から右側下方にむかう川を描きました。
紙面左側が過去、右側は未来を表しているそうですが、わたしは左側に家や人を描き、右側に山や田んぼを描きました。
(その間を川が流れています。)
川には橋を架ける人がいるそうですが、わたしはそのような発想はまったくありませんでした。

過去と未来の断絶を表しているのでしょうか。

診断は「だんだん改善してきている」とのことですが、わたしにはよくわかりません。
もう10年くらい検査を通してわたしを見ている先生なので何か感じるものがあるのだろうと思います。